私が国家資格の全国通訳案内士試験を受けて合格したのは13年前です
英語力をつけるための目的として資格試験合格を目指しました
難関と言われる通訳案内士試験でしたが どうにか合格してもよほど熱心に活動をしない限りガイドの仕事はありませんでした
私の受験はガイドの仕事をしたいというよりは英語力アップが目的だったのと教室運営で忙しかったのとで、せっかく合格したのに 合格者研修にも参加せず、県への登録もしないままでおりました
私の合格から1年後、ChaChaで英検2次試験対策を担当してくれていたK先生が、通訳案内士試験に合格。彼女はガイドの仕事希望でしたので、ガイド研修に精力的に参加されました。K先生が研修を積まれたころからインバウンド客が増加。K先生は多忙になり毎日、京都、奈良へガイドに行かれるようになりました。その後、コロナで3年ほどは仕事が全くない状況になりましたが、コロナがおさまった今年からまたガイドさんとして連日活躍されています。
K先生の活躍を目にして、私もガイドとしてトライしてみることにしました。13年経って初めて新人研修に参加し、県にも登録。研修後は旅行代理店からの人々と名刺交換できる機会があり、そちらに登録すると仕事の依頼がきます。また登録した関西広域連合からも仕事の依頼があります。
13年前の状況と違い、今は通訳案内士試験に合格し、やる気と時間があれば、仕事することが可能になりました。これからの時代のサイドジョブとしての魅力的な選択肢になると思います
私も新米ガイドとして何度か外国人のゲストをお迎えし京都・大阪を案内しました。慣れない苦労もありましたが多くの発見があり、自分が成長するのを感じることができました。英語が好きな方であれば、サイドジョブとして大変魅力的な仕事になり得ると思います
今回生徒様からの要望もあり、通訳ガイドコースを本格的に始めることにしました これまでは話す力を伸ばすためのレッスンとしてのガイドコースの提供でしたが、国家資格を得て本格的に仕事をしたい方に向けて全力で応援する通訳ガイド試験合格コースを開設いたします
早速2024年の通訳案内士試験の問題をプリントアウトしてやってみました。私が受験した頃と比べ、英語の筆記試験(試験時間90分)は取り組みやすくなったと思います
筆記は英語に加え、日本歴史(30分)、日本地理(30分)、一般常識(20分)、通訳ガイドの実務(20分)の試験があります。
いずれもマークシートスタイルです。こちらの勉強することは、ガイドとしてだけでなく日本人としても持っておきたい教養を身につけるということで役に立つ勉強です
一次試験に合格すると口頭試験の2次試験です。こちらは日本的事象に関するプレゼンテーション2分と、日本語の読み上げ原稿をメモし、それを英語に通訳する試験です。
こちらの練習は本当のガイドの仕事に直結します。これをたくさん練習することによって、英語運用能力が飛躍的に高まります。
下記は今年のガイド試験の日程でした
来年の試験目指してがんばりましょう!
**ガイドライン公開: 2024年5月中旬官報公示:**
**2024年6月上旬施行要領公開:**
**2024年6月上旬願書受付: 2024年6月中旬~7月中旬**
**筆記試験: 2024年8月18日(日)**
**筆記試験合格発表: 2024年8月18日(日)**
**口述試験: 2024年12月上旬**
**最終合格発表: 2025年2月上旬**