せんせい

高校2年生のCちゃんは英検準1級合格を目指しています。でもそれと同時にもちろん第一志望校への大学入学も目指しています。

 

1級合格のためには、ターゲット1900を全部自分のものにすること、長文読解力をつけることが最低限絶対必要ですが、大学入試のためには英文法の完全理解が大切です。本当は単語を覚えてくること、長文を読んでくること、英文法のワーク(スクランブルをしてもらっています)を一冊仕上げることの3つの宿題をしてきてほしいのですが、Cちゃんは今、115日までに仕上げねばならないレポートもかかえています。

 

「まず、そのレポートを115日までにしあげてしまいなさい。それと同時に、今だいぶ進んでいる英文法のワーク(スクラんブル)を仕上げてしまいましょう。本当は準1級受験のために長文読解もぜひやってもらいたいけれど、あれもこれもとなると焦点がぼけてしまうので、とにかく115日までにレポートを提出すること、スクランブルの1周目しあげることに的を絞りましょう。

 115日過ぎて、レポート提出してスクランブル1周終えたら、長文をどんどん読んでいきましょう!」

と提案すると

 

Cちゃん、おもむろに右手を上げて

 

「せんせい!」と一声。

 

わたし、「はい、何?」

 

Cちゃん、「私、宣誓します 必ず115日までにレポートとスクランブル仕上げます!」

 

わたし 「あ、そのせんせいだったのね!」

 

 

Cちゃん、先生(せんせい)に宣誓(せんせい)したので絶対レポートとスクランブルしあげてしまってね!