ChaChaEnglishでは中学生のメンバーさんには、教科書をまず日本語訳してもらい、そのあと、日本語訳だけを見て英作文してもらっています。
前から前からフレーズで日本語訳をすることでしっかりと英文の内容を理解、さらにその日本語訳を見ながら今度は英文に直すことで、教科書の英文が完全に自分のものになります。
たとえば現在中学2年生のSちゃんは ふだんは中学3年生用の教科書をまず日本語訳 つづいてそれの英語訳をしてもらっていますが、中間、期末テスト2週間前になると、中学2年生用のテキストにもどり、テスト範囲の英作文をやってもらっています。
Sちゃんの学校は通常の教科書の2倍の量があるProgressを使っています。テスト範囲の英文を全部英作文するのは結構な作業量なのですが、Sちゃんはすらすらこなしていきます。
Sちゃんが書くほとんどの英文が正解なのですが、たまに間違うときがあります。
昨日は、この文でまちがいました
おばあちゃん:えっと 必ずJiroをワシントンにつれてきてね!
Sちゃんはこのように書きました
Grandma ; Well, be sure to take Jiro to Washington!
ところが正しい英文は
Grandma; Well, be sure to bring Jiro to Washington!
takeではなくbringが正解。というのは おばあちゃんはワシントンに住んでいるからです。
おばあちゃんがワシントンに住んでなくて、ワシントンがいいところだと思っていて、Jiroをワシントンに連れて行ってあげてほしいと思っているなら
Well; be sure to take Jiro to Washington! になります。
まとめますと
takeとbringの違いは、どこへ持って行くのかによります。bringは、話し手または聞き手のところへ物を持って行く[人を連れて行く]、takeは、話し手または聞き手とは別のところへ物を持って行く[人を連れて行く]ことを表します。
教科書まるごと英作文をやっていると、いいところで間違います。その間違えたポイントをしっかり理解すると、次からは間違いません。
まるごと英作文、これからもがんばって、中学3年間分の教科書全部 英作文していきましょう!