「見残しの塔」を読みました。
英語フリートーキングタイムMagical Villageで本の話題があがったとき、Magical Village村長のShin先生が勧められた本です。
時は室町時代 山口県の瑠璃光寺の五重塔建立がテーマの歴史小説の力作でした。
作者のプロフィールを読んで驚きました。なんと、この本は作者の久木綾子さんが70歳のときに構想を得、取材14年、執筆4年かけてようやく書き上げて 89歳で世に出した処女作なのです。そのために80歳からパソコンもマスターされたそうです。
こんな素晴らしい構想の小説を書きあげるというだけでもすごいのに、それが70歳代から80歳代の仕事だったとは・・・
見残しの塔に出てくる登場人物からも、作者の生き方からも、大いに勇気づけられました。
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