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秋晴れの日に

昨日また嬉しい報告が届きました。

 

前回2016年の第1回英検で3級に合格したばかりの中3Tくんが、5か月後に行われた今回の英検で果敢に準2級に挑戦。短期間に集中して頑張り、見事一次試験に合格したのです。

 

1次試験に受かったとわかったので、昨日のレッスンではすぐに2次試験対策をしました。面接で聞かれることをすべてまずは英作文してもらいました。読んだり、聞いたりする以上に難しく感じるのが英作文ですが、慣れるととても楽しくなります。

 

英検のテストは良く考えてつくられていて、1次試験では英語インプットが十分できているかを見、2次試験でアウトプットができるかを見ます。最初は自分の意見をどうやって英語で書いていいか迷っていたTくんですが、何回も英作文するうちに、コツがわかってきたようで、真剣に集中してやっていました。

 

まず、自分の考えをまとめるために自由に英作文してもらい、それを簡単で正確な英文につくりかえるように指導、その繰り返しでどんどん上手に英作文できるようになります。英作文づくりに慣れたら、次は口頭でspeakingのテストの練習をします。この2次試験用の練習は大変役に立ち、アウトプット能力がぐんと増します。

 

今回の英検では ChaChaのメンバー様は大変合格率が高くいい結果でした。5級から準1級まで23名受験し、そのうちの17名が合格しました。テスト結果の詳細が分かり、不合格だった人の成績もよく見てみると、かなり惜しかったことがわかりました。

 

特に2級挑戦の高2Hちゃんはたぶんあと1問か2問正解だったら合格というところでした。

Hちゃんは模擬テストでは合格基準をかろうじて超えるようになっていましたが、実はまだ2級の語彙力が足りていませんでした。神様が大学入試のためにはもっとしっかり語彙力を高めなさいとおっしゃっているのだと思います。十分に準備せずにラッキーで、2級に合格するより、今しっかりと英語力をつけるのが、将来のためにずっといい結果になります。

 

難関の準1級に挑戦した中3Sちゃんも、真剣に勉強を始めたのが2か月ほど前だったのですが、ずいぶんいいところまでいきました。けれどもやはりSちゃんも、準1級の語彙力が足りていません。2級チャレンジのHちゃんも 準1級チャレンジのSちゃんも、思いのほか英作文の点数が高く 結果的に大変惜しい不合格となりましたが、実は二人ともまだその級にふさわしい実力がついていません。それぞれの級に必要な語彙力をしっかりと自分のものにして英文を速読できるようになれば、リスニング力も必然的に伸びます。本当の実力をつけるために、あと2か月半、次の英検が行われる来年122日までしっかりがんばりましょう。ここで踏ん張れば次回は必ず合格できる力が身につきます。

 

 

秋晴れの今日この頃。楽しくチャレンジを続けましょう

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