今日は、2015年度第3回英検の二次試験の日でした。当教室からも、英検準1級に1名、英検準2級に3名、英検3級に1名の生徒様がそれぞれの会場で受験されたと思います。
1次試験終了の後、自己採点し、合格最低点を上回っていることがわかった時点から、各級の求められているspeaking 能力をつけるために 練習を重ねてきました。
最初はまったく話せなかった生徒さんも、回を重ね、英作文してもらうことによって、約3週間ほどの間に目を見張るようにspeaking 能力が向上しました。
英検受験のよさはここにあります。まず筆記試験、それに合格して、インタビューテスト。
筆記試験に受かるためには、必要語彙を覚え、長文を読解し、リスニング能力を鍛えないといけません。一次試験合格のために大量のインプットをしてきたおかげで、インタビューテストという次の目標ができたとき、アウトプットする能力、つまりspeaking能力が飛躍的に伸びるのです。
2015年度第1回、第2回英検にひきつづき、今回も準1級1次試験の合格者が出ました。準1級のインタビューテストは楽しいです。4こまマンガを2分間の間に英語で説明するのです。
そのあとは、英語Quesitonsです。少子化問題、老齢化問題など社会的な問題に関する英語の質問を聴き それに対して自分の意見を英語で言う必要があります。
4こまマンガのナレーションも、社会的問題に対する意見を述べることも ふだん英語で話す機会のない生徒さんにはなかなか最初はつらいのですが、難関の1次試験を合格しただけあって、3週間の間 アウトプットの練習に打ち込むとどんどんspeaking 力が向上していき 最終的に合格レベルに達します。
準1級クラスになると、一次試験のインプットのトレーニングも、生徒さんに合った最適のマテリアルを選び、それをひたすら演習してもらうだけでしたが、二次試験のときも、わたしはただただ彼らの英語を聞いているだけです。もちろんインタビューテスト終了後にどうしても直しておくべき修正はしますが、それよりは、まちがいをおそれず、どんどん好きなようにしゃべってもらうことが大事だと思っています。
どんどん英語で話してもらうことで、英語アウトプット脳が発達していきます。英検合格に向けて勉強することが英語コミュニケーション力を伸ばす効果的な方法だと思います。
一方、TOEICはインプット能力、特にリスニング力を鍛えるという意味では、英検以上に優れたテストです。英検とTOEICを交互に受け、相乗効果で英語力を伸ばしていくのが理想的といえるでしょう。
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