今何名かの中高生が来年1月に行われる英検2級合格を目指して、一生懸命ボキャブラリーを増やす努力をしています。
ボキャブラリーを増やすためには、長文を読んでそのなかに出てきた単語を覚えていく方法と、単語集を買って、そこに出てくる単語の意味だけかたっぱしから覚えていくという方法があります。
最短コースは単語集を一刻も早く全部機械的に暗記することですが、この方法は向き不向きがあります。機械的暗記に向いていない子は 長文を読み解く中で語彙を増やしていくというのが 無理がなく、語彙を増やす王道といえるでしょう。
どちらの方法がその子に向いているかを判断して、語彙を増やしていってもらっていますが、今一人の中学生が、最短コースをとって英検2級にチャレンジしようとしています。
彼女は毎週200個近い単語を覚えてきて、Data Base 4500 の単語集の1周目を終了しました。しかし、まだまだ英検2級レベルの語彙力には到達していません。難しい単語を見たとき、何となくどこかで見たとは思うものの、はっきりした意味がすぐ出てくるレベルではないからでしょう。ですので 単語集暗記は最低でも3周繰り返しする必要があります。
けれど、この4月から覚え始めて、8か月で単語集の1周目を終了したのは、彼女のすばらしい努力の結果です。
さて、2周目。今度は付属のCDを使い、覚えるべき単語を含む短文を聞きながら覚えてもらうことにしました。この方法で覚えて、2周目終了した時、どのくらいの語彙力レベルになっているかが楽しみです。
もう一人の子は語彙を増やす王道、受験生のバイブルと言われているZ会の速読英単語を読み進めていってもらっています。この中で使われている長文がちょうど2級レベルで、内容も知的で読みごたえがあります。彼女には、しっかり集中して長文を読み、その中に出てくる単語を全部覚えきってから次の長文にうつるという方法で読み進めていってもらっています。
彼女は 全部で70個ある長文のうち、すでに30個読み進めました。彼女もがんばり屋さんです。彼女が70の長文を読み終えたとき、どのくらいの語彙力ができているか、こちらも楽しみです。
その子その子に合った最適の方法を見つけて、その方法を集中して持続させ最後まで到達するようにコーチングするのが、ChaChaEnglishの役目です。語彙力をつけるのはある意味、山登りのようなものです。地道な努力が必要です。でも一歩一歩進んでいけば必ずゴールにたどりつけます。
英検2級は、中堅私立校の入試 あるいはセンター試験とほぼ同じレベルです。高校2年生で英検2級合格というのがChaCha小中高生コースの目標です。高校2年生で英検2級に合格すれば、入試に向けて大きな自信がつき、志望校の傾向にも柔軟に対処できます。またTOEICでも、最初から600点台を期待できます。
英検2級取得は小学生の時から努力すれば誰にでも合格可能です。頑張って高校2年生で英検2級合格を果たしましょう!
まだコメントはありません。